介護業界の介護の質低下について

介護の仕事は、基本的に経済の波の影響を受けません。
ですから、不況だからリストラされるという心配もなく、逆に、不況になれば働く人が増えるといわれているほどです。
まして、資格がなければ仕事ができない看護師たちとは違い、介護業界は資格がなくても働くことができ、また、慢性的な人材不足に悩まされていることなどから、仕事がなかなか見つからない人たちの最後の頼みの綱的な仕事になっているのです。
それでも、働きながら介護に対して興味を持ち、仕事の内容や福祉、介護に対しての知識や技術を習得していってくれればいいのですが、日々の業務に追われ、こなすのが精一杯で、介護に関しての技術や知識などを身につけている暇もないのが現状です。
そういったことから、利用者に対しての介護の質の低下が今、非常に大きな問題となっています。
介護の仕事は機械相手ではなく、人と人との係わり合いです。
ですから日々の業務をただ黙々とこなしているだけでは介護とはいえません。
笑顔でコミュニケーションを図りながら、しっかりと相手の表情など細かいところまで観察し、声に出せない訴えを汲み取っていく。
本来の介護はそうでなくてはいけません。
介護の質の低下を改善させる方法としては、次のようなことが考えられます。

・アルバイトやパート職員などを増やしていくことで一人一人の仕事量を減らし、利用者と向き合う時間を増やす。
・職場内研修などを盛んに行い、介護に対しての最新の知識や情報を習得しやすいようにする。
・資格がない職員に介護関係の資格を習得できる機会を増やし、職員同士がお互いに切磋琢磨できるような環境を作っていく。

介護の質の低下は、利用者の虐待などにもつながっていく問題です。質が低下しないように、さまざまな取り組みをすることが大切です。



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